ALCPTで聞き取れない音の正体 ~アメリカ英語の音の変化を解説

ALCPTの英語を聞いていると、

「知っている単語なのに聞き取れない」
「文字で見れば簡単なのに、音になるとわからない」
「ネイティブの英語が速すぎる」

と感じることがあります。

しかし、これは単にリスニング力が足りないからとは限りません。

アメリカ英語の口語では、単語がそのまま一語ずつはっきり発音されるとは限らないからです。特に会話では、音が弱くなったり、消えたり、前後の単語とつながったりします。

たとえば、次のような変化があります。

  • has to が hasta のように聞こえる
  • have to が hafta のように聞こえる
  • do you が duya のように聞こえる
  • did he が diddy のように聞こえる
  • give him が givim のように聞こえる

このような音の変化を知らないと、単語自体は知っていても、実際の音を聞いたときに別の単語のように感じてしまいます。

この記事では、ALCPTで注意したいアメリカ英語の音の変化について、具体例と日本語訳をつけながら解説します。

ALCPTで英語が聞き取れない理由は「音の変化」にある

ALCPTでは、日常会話、職場、基地、病院、手続き、移動など、さまざまな場面の英語が出てきます。

文法や単語がそれほど難しくなくても、音声になると急に聞き取りにくくなることがあります。

その理由の一つが、英語の音の変化です。

英語では、すべての単語を同じ強さでは発音しません。大事な単語は強く、はっきり発音されます。一方で、代名詞、助動詞、前置詞などは弱く、短く発音されることが多くあります。

たとえば、次の文を見てください。

Did he arrive on time?
(彼は時間通りに到着しましたか。)

文字で見ると簡単です。しかし、速く発音されると、Did he の部分が diddy のように聞こえることがあります。

カタカナでイメージすると、

Did he arrive on time?
(彼は時間通りに到着しましたか。)
→ ディディ アライヴ オン タイム?

のような聞こえ方になります。

このとき、he(彼)がはっきり「ヒー」と聞こえるとは限りません。語頭の h の音が弱くなり、前の did とつながって、diddy のように聞こえることがあります。

つまり、ALCPTで大切なのは、単語の意味を覚えるだけではありません。実際に会話の中でどのように聞こえるかを知っておくことも重要です。

音の変化とは何か

英語の音の変化には、いくつかの種類があります。

代表的なものは次の3つです。

  • 音が弱くなる
  • 音が消える
  • 音がつながる

これらをまとめて、リダクションと呼ぶことがあります。リダクションとは、英語が速く自然に話されるときに、音が簡略化される現象です。

日本語で考えると、「ありがとうございます」が会話では「あざす」のように短く聞こえることがあります。もちろん英語と日本語では仕組みが違いますが、「きちんとした形」と「会話での聞こえ方」が違うという点では似ています。

英語でも、文字通りの発音と実際の会話での聞こえ方には差があります。

代名詞の h が消えることがある

アメリカ英語の口語で特に注意したいのが、he、him、his などの h の音です。

he(彼)、him(彼を・彼に)、his(彼の)は、強調されないときに h の音が弱くなったり、ほとんど聞こえなくなったりすることがあります。

he が /e/ のように聞こえる

he(彼)は、本来は「ヒー」のように発音されます。

しかし、文の中で強調されないときには、h が弱くなり、「イー」や「ィ」のように聞こえることがあります。

Did he call you?
(彼はあなたに電話しましたか。)
→ ディディ コール ユー?

この場合、Did he が Did he とはっきり分かれて聞こえるのではなく、diddy のように聞こえることがあります。

Did he arrive?
(彼は到着しましたか。)
→ ディディ アライヴ?

Did he finish the report?
(彼は報告書を終えましたか。)
→ ディディ フィニッシュ ザ リポート?

このように、Did he は「ディド ヒー」ではなく、「ディディ」のように聞こえることがあります。

him が /im/ のように聞こえる

him(彼を・彼に)も、h が弱くなることがあります。

Give him my number.
(彼に私の番号を渡してください。)
→ ギヴィム マイ ナンバー

この場合、give him が「ギヴ ヒム」ではなく、「ギヴィム」のように聞こえます。

Tell him to wait.
(彼に待つように言ってください。)
→ テリム トゥ ウェイト

Ask him again.
(彼にもう一度聞いてください。)
→ アスキム アゲン

Call him later.
(後で彼に電話してください。)
→ コーリム レイター

him は単独では「ヒム」ですが、文の中では /h/ が弱くなり、「イム」のように聞こえることがあります。

his が /iz/ のように聞こえる

his(彼の)も、h が弱くなることがあります。

I like his idea.
(私は彼の考えが好きです。)
→ アイ ライキズ アイディア

She likes his training plan.
(彼女は彼の訓練計画を気に入っています。)
→ シー ライクシズ トレイニング プラン

his は「ヒズ」とはっきり聞こえる場合もありますが、会話では「イズ」のように弱く聞こえることがあります。

特に前の単語とつながると、別の単語のように聞こえるため注意が必要です。

them の th が弱くなることがある

them(彼らを・それらを)は、語頭の th が弱くなり、/um/ のように聞こえることがあります。

Get them the books.
(彼らにその本を取ってあげてください。)
→ ゲッダム ザ ブックス

このとき、get them が「ゲット ゼム」ではなく、「ゲッダム」のように聞こえることがあります。

Give them a call.
(彼らに電話してください。)
→ ギヴァム ア コール

Tell them the answer.
(彼らに答えを伝えてください。)
→ テラム ジ アンサー

Send them the file.
(彼らにそのファイルを送ってください。)
→ センダム ザ ファイル

them は「ゼム」と覚えている人が多いですが、速い会話では「アム」「ダム」のように聞こえることがあります。

you と your も弱く発音される

you(あなた)や your(あなたの)も、いつも「ユー」「ユア」とはっきり発音されるわけではありません。

会話の中では、you が yuh(ヤ/ユァ)、your が yer(ヤー/ユァ)のように弱く発音されることがあります。

you が yuh のように聞こえる

Do you need help?
(手伝いが必要ですか。)
→ ドゥヤ ニード ヘルプ?

この場合、do you が「ドゥー ユー」ではなく、「ドゥヤ」のように聞こえます。

Can you come here?
(ここに来られますか。)
→ キャニャ カム ヒア?

Did you see it?
(それを見ましたか。)
→ ディジャ シー イット?

Would you like some coffee?
(コーヒーはいかがですか。)
→ ウジュ ライク サム コーヒー?

you は基本単語ですが、会話では前の語とつながって形が変わりやすい単語です。

your が yer のように聞こえる

your(あなたの)も、弱く発音されると yer のように聞こえることがあります。

What is your name?
(あなたの名前は何ですか。)
→ ワッツ ヤー ネイム?

Is this your bag?
(これはあなたのバッグですか。)
→ イズ ディス ヤー バッグ?

Bring your ID.
(身分証を持ってきてください。)
→ ブリング ヤー アイディー

your は「ユア」と覚えるだけでなく、会話では「ヤー」のように聞こえることがあると知っておきましょう。

has to は hasta のように聞こえる

ALCPTで特に重要なのが、has to や have to の音の変化です。

has to は「ハズ トゥー」ではなく、速い会話では hasta(ハスタ)のように聞こえることがあります。

He has to report to the office.
(彼は事務所に出頭しなければなりません。)
→ ヒー ハスタ リポート トゥ ジ オフィス

She has to see the doctor.
(彼女は医師に診てもらわなければなりません。)
→ シー ハスタ シー ザ ドクター

The employee has to fill out this form.
(その従業員はこの用紙に記入しなければなりません。)
→ ジ エンプロイー ハスタ フィル アウト ディス フォーム

Everyone has to attend the meeting.
(全員がその会議に出席しなければなりません。)
→ エヴリワン ハスタ アテンド ザ ミーティング

has to は、義務や必要性を表す重要表現です。

ALCPTでは、職場、基地、手続き、病院などの場面で出やすい表現なので、hasta のような聞こえ方に慣れておくとよいでしょう。

have to は hafta のように聞こえる

have to も、速い会話では hafta(ハフタ)のように聞こえます。

I have to work tomorrow.
(私は明日働かなければなりません。)
→ アイ ハフタ ワーク トゥモロー

You have to sign this document.
(あなたはこの書類に署名しなければなりません。)
→ ユー ハフタ サイン ディス ドキュメント

We have to leave early.
(私たちは早く出発しなければなりません。)
→ ウィー ハフタ リーヴ アーリー

They have to complete the training.
(彼らはその訓練を完了しなければなりません。)
→ ゼイ ハフタ コンプリート ザ トレイニング

have to は「ハヴ トゥー」と一語ずつ聞こうとすると、実際の音と合わないことがあります。

会話では「ハフタ」とまとまって聞こえると覚えておきましょう。

had to は hadta のように聞こえる

過去形の had to も、速く発音されると hadta(ハッタ/ハドタ)のように聞こえます。

I had to call my supervisor.
(私は上司に電話しなければなりませんでした。)
→ アイ ハッタ コール マイ スーパーヴァイザー

She had to go to the clinic.
(彼女は診療所に行かなければなりませんでした。)
→ シー ハッタ ゴー トゥ ザ クリニック

They had to cancel the appointment.
(彼らは予約をキャンセルしなければなりませんでした。)
→ ゼイ ハッタ キャンセル ジ アポイントメント

We had to wait for the shipment.
(私たちはその荷物を待たなければなりませんでした。)
→ ウィー ハッタ ウェイト フォー ザ シップメント

had to は「ハド トゥー」とはっきり聞こえない場合があります。

「ハッタ」のように聞こえたら、had to の可能性を考えるとよいでしょう。

do you は duya のように聞こえる

疑問文でよく出る do you も、音がつながりやすい表現です。

Do you は、速い会話では duya(ドゥヤ)のように聞こえます。

Do you work here?
(あなたはここで働いていますか。)
→ ドゥヤ ワーク ヒア?

Do you need a receipt?
(領収書が必要ですか。)
→ ドゥヤ ニード ア レシート?

Do you have an appointment?
(予約がありますか。)
→ ドゥヤ ハヴ アン アポイントメント?

Do you know the answer?
(答えを知っていますか。)
→ ドゥヤ ノウ ジ アンサー?

Do you want me to call him?
(私に彼へ電話してほしいですか。)
→ ドゥヤ ウォン ミー トゥ コーリム?

ALCPTでは、質問文の最初を聞き取ることが大切です。
Do you が「ドゥー ユー」ではなく「ドゥヤ」と聞こえることに慣れておきましょう。

did you は didja のように聞こえる

did you も非常によく変化します。

Did you は、速い会話では didja(ディジャ)のように聞こえることがあります。

Did you call the office?
(事務所に電話しましたか。)
→ ディジャ コール ジ オフィス?

Did you finish the report?
(報告書を終えましたか。)
→ ディジャ フィニッシュ ザ リポート?

Did you see the doctor?
(医師に診てもらいましたか。)
→ ディジャ シー ザ ドクター?

Did you receive the package?
(荷物を受け取りましたか。)
→ ディジャ レシーヴ ザ パッケージ?

Did you understand the instructions?
(指示を理解しましたか。)
→ ディジャ アンダースタンド ジ インストラクションズ?

did you は、過去の行動を確認する疑問文でよく使われます。

「ディド ユー」と聞こうとするのではなく、「ディジャ」という音も同時に覚えておくと聞き取りやすくなります。

did he は diddy のように聞こえる

did he も、did と he がつながって diddy(ディディ)のように聞こえることがあります。

Did he arrive on time?
(彼は時間通りに到着しましたか。)
→ ディディ アライヴ オン タイム?

Did he submit the form?
(彼はその用紙を提出しましたか。)
→ ディディ サブミット ザ フォーム?

Did he call his supervisor?
(彼は上司に電話しましたか。)
→ ディディ コール ヒズ スーパーヴァイザー?

Did he get the message?
(彼は伝言を受け取りましたか。)
→ ディディ ゲット ザ メッセージ?

he の h が弱くなるため、Did he が一つの音のかたまりのように聞こえます。

ALCPTでは、誰が何をしたのかを聞き取る必要があります。he が弱く聞こえても、「彼が」という意味が隠れている可能性があります。

短縮形にも慣れておく

ALCPTでは、標準的な短縮形にも慣れておく必要があります。

短縮形は、英語の会話では非常によく使われます。

would / had → ‘d

he would または he had は he’d になります。

He’d like to speak with you.
(彼はあなたと話したがっています。)
→ ヒード ライク トゥ スピーク ウィズ ユー

He’d already left.
(彼はすでに出発していました。)
→ ヒード オールレディ レフト

同じ he’d でも、文脈によって he would の意味にも、he had の意味にもなります。

will → ‘ll

will は短縮されて ‘ll になります。

I’ll call you later.
(後であなたに電話します。)
→ アイル コール ユー レイター

He’ll attend the meeting.
(彼はその会議に出席する予定です。)
→ ヒール アテンド ザ ミーティング

They’ll arrive soon.
(彼らはすぐに到着します。)
→ ゼイル アライヴ スーン

have → ‘ve

have は短縮されて ‘ve になります。

I’ve finished the report.
(私は報告書を終えました。)
→ アイヴ フィニッシュト ザ リポート

We’ve received the shipment.
(私たちはその荷物を受け取りました。)
→ ウィーヴ レシーヴド ザ シップメント

They’ve completed the training.
(彼らはその訓練を完了しました。)
→ ゼイヴ コンプリーテッド ザ トレイニング

not → n’t

not は、多くの場合 n’t になります。

I don’t know.
(わかりません。)
→ アイ ドン ノウ

He didn’t come.
(彼は来ませんでした。)
→ ヒー ディドゥント カム

You shouldn’t be late.
(遅れてはいけません。)
→ ユー シュドゥント ビー レイト

They aren’t available today.
(彼らは今日対応できません。)
→ ゼイ アーント アヴェイラブル トゥデイ

短縮形は、リダクションとは少し違いますが、会話の中で音が短くなるという意味では非常に重要です。

ストレスがない母音は弱くなる

英語では、単語の中でも強く読む部分と弱く読む部分があります。

強く読む部分をストレスといいます。

ストレスがある音節ははっきり発音されます。一方で、ストレスがない音節の母音は、短くあいまいに発音されることがあります。

これを母音の弱化といいます。

たとえば、同じ語の仲間でも、品詞や形が変わるとストレスの位置が変わり、母音の聞こえ方も変わることがあります。

circulate
(循環する・回覧する)
→ サーキュレイト

circulation
(循環・流通)
→ サーキュレイション

このように、単語の形が変わると、どこを強く読むかが変わることがあります。

ALCPTでは、長い単語そのものを完璧に発音できる必要はありません。しかし、英語では強く読む音と弱く読む音があると知っておくことは大切です。

すべての音を同じ強さで聞き取ろうとすると、かえって混乱することがあります。

同じ音になる単語にも注意する

ALCPTでは、音の脱落や連結だけでなく、同じ発音になる単語にも注意が必要です。

英語には、綴りや意味が違っても、発音が同じ単語があります。これを同音異義語といいます。

たとえば、次のような単語です。

son
(息子)
sun
(太陽)
→ どちらも「サン」

hear
(聞こえる)
here
(ここに)
→ どちらも「ヒア」

whole
(全体の)
hole
(穴)
→ どちらも「ホウル」

wait
(待つ)
weight
(重さ)
→ どちらも「ウェイト」

sent
(send の過去形・送った)
cent
(セント)
scent
(香り)
→ どれも「セント」

knew
(know の過去形・知っていた)
new
(新しい)
→ どちらも「ニュー」

このような単語は、音だけでは区別できません。文脈から意味を判断する必要があります。

たとえば、

I sent the form yesterday.
(私は昨日その用紙を送りました。)

という文では、sent は「送った」という意味です。

一方で、

It costs one cent.
(それは1セントです。)

という文では、cent は「セント」という意味です。

音が同じでも、前後の内容から意味を判断することが大切です。

音の変化は「くずれた英語」ではない

has to が hasta のように聞こえたり、do you が duya のように聞こえたりすると、「これは正しくない英語なのでは?」と思うかもしれません。

しかし、これらは日常会話でよく起こる自然な音の変化です。

もちろん、フォーマルな場面やゆっくり話す場面では、単語がはっきり発音されることもあります。

しかし、普通の会話では、すべての単語を教科書通りにはっきり発音するわけではありません。

特にアメリカ英語では、弱く読む単語、つながる音、消える音が多くあります。

ALCPTで聞き取りにくいと感じる場合は、単語不足だけでなく、このような音の変化に慣れていない可能性があります。

ALCPT対策では「文字」と「音」をセットで覚える

ALCPTの勉強では、単語の意味を覚えることも大切です。

しかし、リスニングに関係する問題では、文字で知っている単語を音で認識できるかどうかが重要になります。

たとえば、次のように覚えると効果的です。

have to
(〜しなければならない)
→ ハヴ トゥーだけでなく、ハフタにも聞こえる

has to
(〜しなければならない)
→ ハズ トゥーだけでなく、ハスタにも聞こえる

do you
(あなたは〜しますか)
→ ドゥー ユーだけでなく、ドゥヤにも聞こえる

did you
(あなたは〜しましたか)
→ ディド ユーだけでなく、ディジャにも聞こえる

give him
(彼に与える)
→ ギヴ ヒムだけでなく、ギヴィムにも聞こえる

このように、文字、意味、実際の聞こえ方をセットにして覚えると、ALCPTの英語が少しずつ聞き取りやすくなります。

音の変化を練習する方法

音の変化に慣れるには、ただ説明を読むだけでは不十分です。

実際に声に出して練習することが大切です。

まずは短い表現だけを練習する

最初から長い文を聞き取ろうとする必要はありません。

まずは短い表現だけを練習しましょう。

has to
(〜しなければならない)
→ ハスタ

have to
(〜しなければならない)
→ ハフタ

had to
(〜しなければならなかった)
→ ハッタ

do you
(あなたは〜しますか)
→ ドゥヤ

did you
(あなたは〜しましたか)
→ ディジャ

did he
(彼は〜しましたか)
→ ディディ

give him
(彼に与える)
→ ギヴィム

get them
(彼らを得る・彼らに取ってあげる)
→ ゲッダム

次に例文で練習する

短い表現に慣れたら、例文で練習します。

Do you have an appointment?
(予約がありますか。)
→ ドゥヤ ハヴ アン アポイントメント?

Did you finish the report?
(報告書を終えましたか。)
→ ディジャ フィニッシュ ザ リポート?

He has to report to the supervisor.
(彼は上司に報告しなければなりません。)
→ ヒー ハスタ リポート トゥ ザ スーパーヴァイザー

I have to fill out this form.
(私はこの用紙に記入しなければなりません。)
→ アイ ハフタ フィル アウト ディス フォーム

Tell him to call me.
(彼に私へ電話するように伝えてください。)
→ テリム トゥ コール ミー

最後に意味を取りながら聞く

音の変化に慣れてきたら、ただ音をまねするだけでなく、意味も一緒に確認しましょう。

たとえば、

Do you have an appointment?
(予約がありますか。)

と聞こえたら、Do you の音に集中するだけでなく、「予約があるかどうかを聞いている」と内容まで理解することが大切です。

ALCPTでは、音だけを聞き取るのではなく、内容を理解して正しい選択肢を選ぶ必要があります。

まとめ:ALCPTで聞き取れない音には理由がある

ALCPTで英語が聞き取れないとき、「自分はリスニングが苦手だ」と感じるかもしれません。

しかし、聞き取れない原因の一つは、アメリカ英語の自然な音の変化を知らないことにあります。

特に、次のような変化には注意しましょう。

has to
(〜しなければならない)
→ ハスタ

have to
(〜しなければならない)
→ ハフタ

had to
(〜しなければならなかった)
→ ハッタ

do you
(あなたは〜しますか)
→ ドゥヤ

did you
(あなたは〜しましたか)
→ ディジャ

did he
(彼は〜しましたか)
→ ディディ

him
(彼を・彼に)
→ イム

his
(彼の)
→ イズ

them
(彼らを・それらを)
→ アム

you
(あなた)
→ ヤ/ユァ

your
(あなたの)
→ ヤー/ユァ

これらは、知らないと別の単語のように聞こえてしまいます。

しかし、パターンを知っておけば、「聞こえない英語」ではなく、「音が変化している英語」として理解できるようになります。

ALCPT対策では、単語の意味だけでなく、実際の会話でどのように聞こえるかにも慣れていきましょう。